今週ブログを書きながら聴いていたアーティスト。【Bill Evans】
ども。coltです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
今回のお題。
今週ブログを書きながら聴いていたアーテイストをご紹介。【Bill Evans】
9月に入りまして、少しずつ朝晩は涼しさを感じるようになってきましたね。
...ただ、日中は相変わらずめちゃくちゃ暑い!!
ただ立っているだけでも滝のような汗をかいてしまいます。
えーと。今回は暑苦しいおっさんの話をしたいわけではなく、そろそろ季節的にも聴きたくなる『ジャズ』のお話を書いていこうかと思います。
秋の夜長といいますし、せっかく夜が長いのだからコロナ感染対策も兼ねてお家でじっくりジャズを聴いてみるのはいかがでしょう。
大丈夫。
ジャズってそんなに思うほど堅苦しいものではありません。
ジャズやクラシックってロックやポップスに比べてとっつきにくい印象があるので、なんとなく避けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、僕だって堅苦しいものは嫌いです。
まずは誤解されている部分もあるかとは思うので、ジャズを真剣に聴いたことない方でも入りやすい楽曲から紹介していきたいと思います。
....一応今更なんですが、僕の趣味はゲームとジャズです。意外でしょ?
ただのヘタレモンストライカーではないのですよ。
何度かブログでは紹介しましたが、このブログネームも元は伝説のジャズサックス奏者【John Coltrane (ジョン・コルトレーン)】さんから頂戴しております。
...だからなんだって話なんですけどね。
それくらいジャズが好きだということなんです。
...という事で今回は秋の夜長に聴きたいジャズの入門編としまして【Bill Evans(ビル・エヴァンス)】さんをご紹介したいと思います。
もしかしたらハマるかも?colt的おすすめのジャズミュージシャン【Bill Evans】編。
実は僕がブログを始めた最初期の頃にこのビル・エヴァンスさんの事を取り上げてみたんですが....。
案の定、誰も読んでくれてない....。
そりゃそうですよね。今ほど読者数も多くなかった頃だし(読者数2桁いってたかな?)、文章を書くことに全く慣れていなかった時ですから、ものすごく拙い文章の羅列だったので、見向きもされなくて当然ですね。
それから約1年半が過ぎ、毎日モンストの事を書き続けてきました。
相変わらず拙さは同じですが、少しはマトモに読んでもらえるような内容を書けるようになってきたのではないかと思っています。
というわけで…
多少は修行を積んだ今この時点で改めて僕の好きなジャズアーテイスト達を毎週(隔週?)少しずつ紹介していこうと思います。
…実はこれがしたくて本編のブログと切り離してみたわけです。
このサブブログではモンスト以外の話を自由に書こうと思っているので、普段スマホゲームをしないブロガーさん達とも交流が図れるんじゃないかと思っています。
って言ってもジャズ好きなブロガーさんもどれだけいるのかは分かりませんが。
…ちょっと長くなり過ぎましたね。
ここからは僕がぜひジャズ初心者の方に聴いてもらいたいビル・エヴァンスさんのアルバムをご紹介します。
今回ご紹介するのはこちら
Bill Evans / Waltz for Debby
ビル・エヴァンスさんの最高傑作…というか数多あるジャズアルバムの中でも偽りなく最高と言える1枚になります。
このアルバム。分かりやすく一言で言うと、『ピアノジャズ』になります。
どうしてもジャズって言うと、サックスやトランペットやトロンボーンのような管楽器系の高音で高らかに演奏する曲を思い浮かべる方が多いような気がするんですが…。
このアルバムには管楽器は一切出てきません。
ピアノとベースとドラムというシンプルな編成。
だから音が優しくて非常に聴きやすいんです。
ビル・エヴァンスさんは元々クラシック畑の出身だったので、音に荒々しさがなく、それでいて何度聴いても飽きが来ない奥深さもあるんですよね。
ちなみにこのアルバム。ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードというライブハウスでの演奏を録音したものになります。文字通りライブ盤。
1961年に録音されているんですが、当然、今とは比べ物にならないくらい録音機材は簡素なものだったので、ライブ演奏をそのまま加工無しでレコーディングされているわけです。
もちろん、ライヴハウスでの生演奏なので、曲の合間でお客さんが食事をしている時の『カチャカチャ』という食器がぶつかり合う音までそのまんま入っています。
こういう生活音までありのままに録音されている方が逆に生々しさがあってまさに『生きてる音楽』を聴いているような気分になりますよね。
このアルバム全体を通してビル・エヴァンスさんのイメージ通りのクールで知的なジャズが展開されます。
是非とも週末の深夜にお酒を飲みながら聴いてもらいたいアルバムです。
...飲めない方はジュースでも構いませんよ。
colt的オススメのビル・エヴァンスの曲3選。
ではではいつものようにオススメ曲を挙げていきましょうか。
Bill Evans / Waltz For Debby
ビル・エヴァンスさんの代表曲ともいえる1曲。
当時2歳だった姪っ子のデビィさんに捧げるために作られた曲との事。
2歳児に聴かせるための曲だけあって、賑やかでそれでいて気品があるような感じがして、まるで本当に2歳のチビッ子に語りかけるかのような軽やかな弾んだリズムが僕はとても好きです。
Bill Evans / Someday My Prince Will Come
ジャズってディズニーと相性が良いんですよ。
この曲は言わずと知れたディズニーの名作『白雪姫』の挿入歌として超有名ですよね。
もちろん、ビルさんもディズニーの曲を演奏しております。
ジャズって耳で楽しむものであるのは間違いないのですが、時には目で楽しむのもアリですよね。
この映像ではビルさんの手元がしっかり映っているので、ビルさんの超絶技法を目の当たりにできます。これってホントに貴重な映像なんだよなぁって改めて考えさせられます。
Bill Evans Tony Bennett / Together Again
三曲目はちょっと変わり種を。
ジャズボーカリストのトニー・ベネットさんとの共演になります。
結構ビルさんの最晩年に近い頃の演奏になりますね。
この頃は長年のドラッグ漬けの後遺症で顔にむくみが出てきているのをカモフラージュするためにわざと長髪で髭を伸ばしっぱなしにしていたと言われています。
ただ、演奏にはそんな憔悴感は微塵も感じさせない変わらずの品性あるジャズを聴かせてくれます。
ちなみにこのボーカルのトニー・ベネットさんはまだご存命です(....ってさすがに失礼か)御年なんと95歳!!
今でも現役のジャズボーカリストです。
最近ではレディー・ガガとのデュエットで話題になりましたね。
2021年10月には再びレディー・ガガとダッグを組んだニューアルバムが発売予定になっているんだそう。
95歳にしてジャズのニューアルバムって....。すごいバイタリティ。
あっ。話が逸れてしまいました。
まとめ
今回は僕の好きなアーティストでジャズピアニストである【Bill Evans / ビル・エヴァンス】さんについて書いてみました。
ビルさんは生涯ずっとドラッグの中毒問題で悩まされ続けてきました。
ドラッグの影響で歯は全体にボロボロの虫歯だらけだったそうで、写真撮影ではその虫歯を気にしてか、絶対に口を開けて笑わなかったとの逸話が残されています。
なんか音のイメージとはかなりかけ離れていてそれがまた面白い...っていうのは失礼かな。
感慨深いものがあります。
『ジャズってどっから手を付けていいのか分からない』って方には是非とも聴いて頂きたいアーティストの一人です。
就寝前に気持ちを落ち着かせたい時などにはオススメです。
最後まで僕の雑談にお付き合いいただいてありがとうございました。
よろしければメインブログの
【coltのモンストまとめノート】
にもお立ち寄りいただけると嬉しいです。
ではまた週末に。